祈りが叶うまで

大野さんのこと。140字には収まらない思い。

FREESTYLE2020 作品展 感想の前に

2月のある日、大野智さんの作品展に行くことができた。大野さんの作品を直接この目で観るという夢が叶った日。

初めての個展の時はまだファンになる以前。前回はチケットが取れず。自画像が飾られた嵐を旅する展覧会も当選日がコロナで休館、その後の振替も諦めざるを得ず自画像を観ることができなくなった。
そして今回の作品展。東京はコロナ禍で断念したけれど、大阪での開催が決まり行けることになった。

創作は大野さんの本業ではないけれど、彼が生み出すものから何かを感じ取れるのではないか、感じてみたい、そう思ってこの日をずっと夢見てきた。

迎えた当日、ドキドキが止まらないまま入った会場。そこに大野智さんの数々の作品があった。本当に存在していた。それだけで何だか感動してしまって入場してすぐに涙ぐんでしまったほど。

じっくり時間をかけて記憶にとどめようと巡ったつもりが、途中に感情が揺らいで記憶が飛んだところもある。きっと見落としもあったと思う。

会場を出てすぐに、作品について感じたことを書き残したい!とスマホのメモに書き始めた。電車の時間まではベンチに座り、移動の電車の中でも書き続けていた。ひたすらスマホで文字をうち続ける私は、周りから見ると異様だったかもしれない。

帰宅後も思い出しながら書き足してはいたものの、私事で忙しくなってなかなかまとまらず、ようやく形になったので一部の作品についての思いを残しておきます。